意外にも、もうじき10まで数えられそうな次女が大喜びです。
こひつじが出会う動物を数えていくストーリーなのですが、なぜか数えられた動物たちが怒ってしまう。
しかも、たてがみなどの毛をビリビリ立てて。ぶたなんか、小屋を壊してまで追っかけて行きます。
それが、私には?なところですが、子供にはおもしろポイントだったようです。絵が林明子さんでなければ、コメディにもなりえるお話かもしれません。
でも、最後はちゃんと10まで数えられることが役に立ってよかったというハッピーエンドだし、面白く読み進めることが出来ます。
向こう岸にわたってしまって、元の場所に帰れなくなるのではと私は心配しましたが、
「きっと陸がつづいているんじゃない?」
という長女のひとことにほっとしました。
人間が出てこない林明子さんの絵本は初めてですが、とっても美しいです。
絵画の鑑賞をしているような絵本です。