なんというか、ホントおもしろいです!
ストーリーはよーく考えるとただのアリのえさ運びなんですが、実に壮大な物語になっていて、どんな展開になっていくんだろうとワクワクさせてくれます。
私は「給食番長」も「サムソン先生の英語学習帳」も大好きですが、この本のアリ達の表情やしぐさ、絵の迫力はさらにパワーアップしていて、よしながこうたく先生でなければ成し得ないものになっていると思います。
11歳の娘の感想は、「おもしろ〜い、アリの顔キモ〜い、いっぱい犠牲をはらってあんまん運んでやんの〜」でした。
娘は顔がキモいって言ってましたけど、必死であんまんを運ぶ表情の迫力はスゴイです!私はこういうの大好きです!
この本は子供にも大人にもウケる絵本ですが、”おもしろ大好き大人”にいいかも!仕事に家事に疲れた時に笑えます。
衝撃のラストはもしかしたら…って想像出来ちゃいましたけど、最後のページまで手抜き無しなのはGood!です。
対象年齢が3歳〜になってましたけど、3歳ではこの本のおもしろさは伝わりません!
絵の細部までおもしろおかしいので、何回も見たくなりますよ!