ムーミン谷に冬がきます。
スナフキンは、冬の間旅に出て、春の1番初めの日にまた戻ってくると約束します。
大好きなスナフキンが旅立ってしまい、ムーミンは寂しくてしかたありません。
ムーミンの寂しい気持ちを素直に言葉にする姿や元気がない様子に、スナフキンへの思いが痛いほど伝わってきます。
また、そんなムーミンを思いやったスナフキンの手紙とつつみからも思いが伝わってきます。
離れていても、お互いを思い、大切にする、ステキな関係であることがよくわかりました。
なかなか深いお話で、2歳の娘にはちょっと難しいですが、魅力的なキャラクターと美しい色合いの絵に、
最後まで目を離さずしっかりと聞いてくれました。何度も読んでと持ってきます。