作者はイギリスの絵本作家さんです。
前作があるらしいのですが、私は図書館の「クリスマスコーナー」でこの絵本に出会ったので、シリーズとしては初めて読みました。
なので、なぜ、この猫のサムソンとねずみのアーサーたちが教会で仲良く暮らしているのか知りません。
(近いうちに前作を見つけて読みたいです)
物知らずだけど、好奇心旺盛なねずみたちを、マイペースでゆったりとサポートしている猫のサムソンが、すごくいい味でてました。
特に、ねずみたちのために嫌がりもせずトナカイ役をやってあげるところが、なんとも言えず可愛かったです。
人間たちの世界と動物たちの世界がいい感じに交じり合っています。
この世界観が物語全体に暖かいものを見せてくれている気がします。
クリスマスシーズンの時期に、4,5歳くらいのお子さんから小学校高学年くらいのお子さんにお薦めします。