2歳7か月の息子に図書館で借りました。
息子のくいつきがまあまあ良かった「くさをはむ」以来、2作目のおくはらゆめさんの絵本です。
私は好みですし、息子も喜んで読み「エイエイオー」が口癖となりました。
端的に言うと、ヤキイモとオナラの本です。
なので、子どもウケはとてもいいでしょう。
あまり上品な話とは言えませんが、でも、墨で描いたような日本チックな絵で表現され、下品感はありません。
おくはらさんの絵がとてもすてきです。
質感のある地の紙に墨でダイナミックに動物たちが描かれ、ストーリーとマッチしています。
使われている色も数色ですが厳選され、秋らしく楽しい感じです。
個人的にはイノシシの表現がいいなあ。
こちらの1冊で思ったのですが、おくはらさんは、とても言葉の使い方に木を配る方だなあと。
すごく読みやすいし、韻を踏んでリズミカルだし、耳に残って読んでいてい心地よかったです。
また、森の動物や神様のオナラの音は、とても楽しかった!!
息子に「J(息子の名前)は、どんなオナラするの?」と聞いたら、
「自動車のブーブーという音!」と言っておりました。
親子でかなり楽しめました。オススメの1冊です。