真夜中、主人公のぼくがママとパパと眠っていると、窓から怪しい小人が二人入ってきました。
その翌朝。
ドガンバリンガショーン!
ガチャンバリンバリリンリン!
ムギュムギュプシュルーン。
すごい音がして、ぼくはベッドから飛び起きました。
キッチンに行ってみると……、なんと!
ママが、だめだめママになっていました!!
通常では、子どもがするダメなことを、ママが、
ダメ!
と叱ります。
でもこの絵本では、子どものぼくが、ダメなことばかりする大人のママに、
ダメ!
と言います。
立場が逆転したぼくはママに振り回され、
ダメ!
と言ってばかり。
でも、そんなママでも好きなんだそうです。
ダメなことばかりする我が子に振り回されながらも、それでも子どもを愛している、現実のママパパと一緒ですね。
それはきっと、
無条件の大好き!
なのでしょう。
素晴らしいと思います。
楽しく読める絵本です。
子どもにも大人にもお勧めしたい、素敵な絵本です。