くまのおいしゃさんのもとにはたくさんの動物がやってきます。内科のお医者さんの診察の様子が、そのまま描かれています。
問診の後に仕掛けをめくると聴診器を胸にあてたり、予防接種では検温の後に注射をします。
単調な内容では無く、診察に訪れたカバの鼻の痛みは面白い理由になっていて、最後には診察疲れで眠ってしまうおちゃめなお医者さんの姿もあります。患者さんの子どもの動物達の顔も、お医者さんの顔も良く表現されていると思います。
お医者さんの苦手な子には、過去の記憶を思い出し、怖く感じてしまうかしれません。うちの子は病院が大嫌いですが、6歳なので、露骨に嫌がったりはしませんが、苦笑いしていた場面もありました。