みなし子ネコのジェニーはキャプテン・ティンカーの家で暮らし始めます。
小さいけれど、自分の置かれている状況や、自分をいじめてくるネコのこともきちんとて見ているジェニー。
「ジェニーがキャット・クラブにはいるはなし」では、新しい環境に入ることができるか悩む子どもたちの新学期を連想しました。
「ジェニーがネコの学校へいくはなし」は、いじめっ子とどう対していくのか?みたいなところを連想。この話と次の話しは胸がすくような思いで読みました。
小さなネコという設定ですが、子どもたちが日常抱える問題とも通じるものがある気がします。
黒ネコというところも神秘的であり希少性があるネコということもありるのでしょうか。
一人読みするなら小学校中学年ぐらいだと思いますが、シリーズも出ているみたいなので、ジェニーの活躍ぶりを親子で楽しんでいけたらと思いました。