かばんに住むかばんねこ。ある日、水の出るかばんを発見し、表面を美しく作り変えて高く売ろうとします。が、落とし主のこびとたちに発見され、叱られた挙句、勝手に作り変えた罰として雨をふらせるのを手伝わされます。お礼にちょっとだけしずくの出るがまぐちをもらってお別れ。しずくがあんまりちょっとなのでねこは放り捨てます。そこがだんだんたまった水で池になります。
骨折り損のくだびれ儲けで、かばんねこはちょっと可哀想になっちゃ今強いた。少し良い目にあわせてあげたいものです。でも、視点を変えたら、親方と雨降り小人が雨を降らせる手伝いも出来て楽しいんじゃないかと、、、、。がまぐちも大切にしておけば、何か困ったときに役立つかもしれないのにもったいないですね。
素敵で面白い絵本でした。