図書館から借りてきて、5歳と10歳の娘たちと読みました。
いそがしい町の暮らしから、山の上の湖のほとりにある小さな家に引っ越してきたぶたのズーフ。
のんびりゆっくり暮らしていると、ズーフはだんだん元気になってきました。
そしてズーフは森の広場にはり紙を出しました。
『友だち、ぼしゅう。まずはお手紙から』
するとある日、やっと郵便受けの中に封筒が届きました。
急いで開けてみると…なんとそれはオオカミからの手紙?!
「返事をくれないと、食べちゃうぞ」の文章に驚き、ズーフは返事を書きますが…?!
ズーフの穏やかだった山での暮らしが一転して大変なものになってしまった様子がとてもおかしかったです。
手紙の主とのやりとりが、絶妙!
暗い顔をしていたズーフですが、恐ろしいペンフレンドの本心がだんだんとわかってきて、
心を開いていく様子がとても素敵でした。
みんな一人は寂しいですもんね!(^^)
最初の穏やかな始まりから、想像以上のハラハラドキドキな展開がとても面白かったです。
娘たち、特に長女はお話に釘づけになっていました。
これは大人でも十分に楽しめる内容です。
所々にふりがなはふってありますが、
普通に漢字が使われている(ふりがな無し)ので
小さい子には読み聞かせ、小学校の中学年くらいからは一人読みOKだと思います。
最終的にほっこりと心温まるお話に、いいなぁ♪と思いました。
結構文字数が多いので、ゆっくり時間のある時に読んであげるのがおススメです!