にんじんさんとごぼうさんとだいこんさん。
それぞれの体の色になった訳とは・・
全く色の違う野菜たち。
よく考えてみると同じ野菜なのにこんなに違うのって
子どもにとってちょっと不思議なことなのかもしれない、
とこの本を読んで考えさせられました。
そんな不思議さを、なんだか妙に納得させられてしまうのが
このお話。お風呂に浸かるというのがユニークですね。
「○○してねえ」という優しいかたりも特徴的です。
自然に穏やかな口調になって、すっと物語に溶け込めます。
私は大好きな絵本なのだけれど、息子は「ふーん」という反応。
それでも、最後の「とっぴんぱらりのぷう」は好きなようで、
何かの拍子に一人で言っていたりしているので、
お話は心の中に残っているのだと思います。
長くないお話なので、覚えてお風呂や寝る前などに
お話できたらいいなぁと思いました。