天狗について、お話に聞いたことがあるくらいしか知らなかった私も、「だるまちゃんとてんぐちゃん」で読んだ天狗のイメージしかなかった子ども達も、この絵本を読んで、天狗の知識と好奇心がぐーんと深まりました!
ちなみに、天狗には「鼻高天狗」と「からす天狗」の2種類がいて、このお話は、前者の天狗のお話です。
かえるの化け物ガマエモンを退治するために集められた、5人の天狗達。それぞれ不思議な道具を手に、次々変わった術で攻撃してくるガマエモンに立ち向かいます。
天狗達の道具とそこから繰り出される術がが、(そうそう、天狗といえばそうだった!)と私のおぼろげな記憶が引き出され、その不思議さとおもしろさに感激しました。娘も、ガマエモンと天狗達との、一風変わった、術の戦いが新鮮だったようで、食い入るように見入っていました。
最後のページに、「てんぐのひとくちメモ」が載っていて、天狗について、もっと知りたい!と好奇心をかきたてられます。できれば、この5人の天狗達の続きのお話がもっと読みたいです!!