「おなかのなかの、なかのなか」
題名からして不思議。
お腹の中の中ってどういう意味?
そして、お腹の中の中の中っていったいどこ?
このお話は、くいしんぼうねずみのチュッチのお話。
猫に食べられたチュッチは、ねこのお腹の中のものを食べてしまい...
ライオンに食べられた猫は、お腹が減ったので、ライオンのお腹の中のものを食べてしまう...
でも、それをまたまたチュッチがたいらげ...
こんなことの繰り返し。
これって、あまり小さい子には、この堂々巡りのお話の意味がわからないかも、ですが。
こういうお話を考えた人の発想がすごいと思う。
しかも、そんな大食のイメージのないねずみが、おそろしいほどの大食漢でっていう意外性がおもしろい。