表紙絵とタイトルに魅かれて手に取りました。
セミの声もやかましい今時分に
なんでも耳から吸収するタイプの娘は
この本をなんというだろうと、読み始めました。
田舎への帰省を
子犬目線で描かれています。
道中や、田舎についてから、昼に夜に・・・
さまざまの音に耳を傾けていく様子が
暖かく描かれています
セミの声と夜中の暴走バイクの音が夏の風物詩の我が家近辺とは違う
素敵な時間の流れの中にいるような気になります。
江國香織さんの訳も光っています。
擬音の訳は原文はどんなだったのかしら・・・興味は尽きません。
低月齢から楽しめる一冊だと思います。