生き物の写真を撮影する今森さんにとっては、生き物すべてが興味の対象なのでしょう。
生涯、動物のうんちだけを食するフン虫ですが、
図鑑で見て以来、「あこがれのフン虫」と言うくらいですからね。
そして、近所の牧場の存在を知って、いざ、対面へ。
臭い牛のフンから、つがいのフン虫を発見、今森さんは自宅に持ち帰り、
観察を始めます。
観察箱も工夫し、5歳の息子のウンチで餌も確保(!)、
さあ、その生態が明らかになります。
意外にイケメンの容姿のフン虫、産卵や孵化の様子は、やはり実に見事です。
母虫の子育ての様子も共感できます。
これも命の営み。
「フン」にめげず、ぜひ、知ってほしいです。