下の息子が生まれる前に兄のために読んだ本です。
しかしそのころ2歳の子にはちんぷんかんぷん。
でも親の私には 上の子はやっぱり寂しいんだなぁと改めて思いましました。
自分の使っていたゆりかごやいすがどんどん塗り替えられ これから生まれてくる子供のものになっていく。
それが悲しくて最後に残ったいすを持って家出。
最後には自分が成長していてそのいすに座れなくてうちに帰ります。そしてお父さんと一緒に生まれてくる子のために椅子をむりかえていきます。
お母さんが、お兄ちゃんお姉ちゃんの複雑な心境をちょっと解ってあげるにも良い本だと思います。