ホネホネさんの仕事は、ゆうびんやさん。
雪の中を、スキーでザクザクシューッと出発し、配ってまわります。その腕前は、かなりのものです。
ヘビは、土の中のアパートですが、いりぐちの丸穴の雪を掘り起こしてお手紙を渡します。
いろいろな動物にあった家、そしてお手紙、小包にもその特徴が出されていて、細かい配慮を感じます。
そして、なまず君がまちのみんなへ、スイレン池でのクリスマスパーティーの招待状を送ります。
どのページもモノクロで描かれているお話ですが、その中で特別なページがあり、どきっとしました。一色加わっただけなのに、その場面が、目に焼きついてはなれませんでした。お話の中で、一番盛り上がるページに、しゃれた演出をするなんて、なかなか面白い発想です。
まじめそうな性格、そしてちょっぴり照れ屋さん?
そんなゆうびんやさんのホネホネさんには、きっと多くのファンがいることでしょう。