このタイトルを見れば知っている人ならすぐにピンと来るはずです。
幼稚園の卒園式の定番曲である「さよならぼくたちのようちえん」これにまつわる絵本なんだなとわかります。
私が想像していたのはさよならぼくたちのようちえんの歌詞を追いながらストーリーが展開していくのかな?と思いましたが違いました。
以前ドラマ化されたあれを絵本にしたということでした。
子どもたちにとっては大大冒険です。
そしてお友達のひろむくんのためにみんなの純粋な気持ちに胸打たれます。
泣いちゃダメという気持ちをぐっとこらえているシーンはこちらも胸が熱くなりました。そしてホッとして涙があふれてきた時の涙にはこちらももらい泣きしそうです・・
最後の卒園式のシーンの子どもの顔が晴れ晴れしていて、とてもすがすがしい気持ちで絵本を閉じることが出来ました。
このイラストも温かみがあって、このストーリーを更にひきたててくれています。