キツネが、じゅもんをとなえます。
「ばけますよ。ばけますよ。
ようちえんがばけますよ。」
最初は、どうぶつ幼稚園、お次は、こんちゅう幼稚園と、幼稚園だけではなく、子どもたちも大変身。幼稚園が変わるたびに、子どもたちも興味津々。木の下で、じゅもんをとなえているキツネのポーズも気になるところ。おばけの幼稚園のシーンでは、
「こわーい。」
「こわくない。」
と、不思議な世界に、すっかり引き込まれてしまいました。
どんどん変わっていくようちえん、元通りになったかと思うと、あれれれれ…
最後の最後まで、目が離せません。
そして、何度も繰り返し、見たくなる一冊です。