新刊
はじめてのクリスマス

はじめてのクリスマス(偕成社)

人気コンビがおくる、新作クリスマス絵本

  • かわいい
  • ギフト
  • ためしよみ
新刊
世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

妖怪一家九十九さん(1) 妖怪一家 九十九さん」 てんぐざるさんの声

妖怪一家九十九さん(1) 妖怪一家 九十九さん 作:富安 陽子
絵:山村 浩二
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2012年01月
ISBN:9784652013298
評価スコア 4.55
評価ランキング 6,770
みんなの声 総数 10
  • この絵本のレビューを書く
  • 妖怪と人間が共存している団地

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子22歳、女の子17歳

    上の子が小学校の高学年くらいの時に初めてこのシリーズを読みました。縁あって、この夏読み返し、物語の面白さを再認識しました。

    この物語の舞台のマチでは、市役所の“地域共生課”が住む場所をなくした妖怪たちに住む場所を提供する代わりに、マチの治安や運営に妖怪たちの力を借りていました。
    なんて面白い発想の共存生活!って、思いました。

    九十九さん一家は、アダチノハラダンチB棟地下12階に住んでいます。
    「一家」といっても、妖怪の仲間同士であって、本当の血はつながっていません。
    お父さんはヌラリヒョン、お母さんはろくろっ首、おじいちゃんはみこし入道、おばあちゃんはやまんば、長男は一つ目小僧のハジメ君、次男はアマノジャクのアマ君、末娘はサトリ妖怪のさっちゃんということにして、新生活を始める九十九さん一家!
    慣れない人間社会での生活を始めたためにおこる小さな事件も、人間たちが巻き起こす大きな事件も、テンポよく進んでいくので、とても読みやすいです。

    このアダチノハラ団地には、九十九さん一家のほかにもたくさんの妖怪たちが住んでいて、カッパやカラス天狗、オクリオオカミ達なども登場します。

    シリーズの第1巻である本書は150ページありますが、イラストも多く、気が付くと読み終わっているといった感じです。
    ぜひたくさんのお子さんたちに手にしてもらいたいシリーズです。
    妖怪など、不思議な生き物が好きな人、昔話に興味がある人なども楽しく読むことが出来ると思います。
    市役所の担当者野中さんと、団地の管理人的場さんもいい味を出してくれているので、読んだときはその活躍ぶりをチェックしてくださいね。

    投稿日:2017/08/25

    参考になりました
    感謝
    0

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

さらに「妖怪一家九十九さん(1) 妖怪一家 九十九さん」のみんなの声を見る

「妖怪一家九十九さん(1) 妖怪一家 九十九さん」にみんなの声を投稿された方は、こんな絵本にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / きんぎょがにげた / もこ もこもこ / いないいないばあ / がたん ごとん がたん ごとん / はらぺこあおむし / じゃあじゃあびりびり / うずらちゃんのかくれんぼ / どうぞのいす

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?


児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

みんなの声(10人)

絵本の評価(4.55)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット