この絵本は舞台が舞台だけに、魅力ある作品になっていると思います。
私が初めてこの作品を知ったのは、ボランティア仲間のお母さんから。その時は中学年の子どもたち用(読み語り)に、持ってきていました。
表紙の画がすごくインパクトがありますす。
内容も実際にあったことをもとにしているので、緊張感というか、臨場感が、読み手のこちらにも伝わってくる絵本でした。
ただ、私の評価が5つ☆にしなかったのは、本文の文字のサイズ、というか、文章の入れ方にマイナス面を感じたので。
原作本はどんな風に表記されていたのか分かりませんが、この文字の大きさだと、読み手がすごく読みづらいです。とても万人向けの字の大きさとは思えませんでした。
学校などの読み語りに使っても悪くはない作品ですが、この小さな文字は大勢の前で読むとき、足を引っ張りそうです。