小学4年生の朝読で紹介しました。
物語の舞台は、ちょうど4年生の子ども達が生まれた年、2001年にアメリカ同時多発テロ事件のあったワールドトレードセンター。
主人公は大道芸人であるフランス人のフィリップ・プティ。
誰もが想像すらしなかった地上400メートルの高さでの綱渡り。
一見、奇怪に思える、常識では考えられないような行動ですが、
彼にとってそれはどんな意味を持つのかを子どもたちに考えてもらえたら・・・と思い、この本を紹介しました。
フィリップ・プティにとって、大道芸は生きる力、自らの力で生きる術であることを子ども達なりに感じ取っているようでした。