マンモスやサーベルタイガー、ドードー。
有名だけれど今はもう地球上にはいない、
絶滅してしまった生き物が登場します。
その素敵な姿が故に狙われて絶滅・・・ 恐ろしすぎます。
あと、この本を読んでいて思ったのは、
昔の人は、とりあえず何でも食べるのですね(笑)
毒や寄生虫があるとは考えなかったのかなと思うと、
何でも食べてみるその人間のアグレッシブさは凄いと思いますが、
長い間食べられるように、食べる量を調節しようと考えなかったその浅はかさも見えてくるのでした。
今は豊かな国が増えたからこそ、
他の生き物のことを調べて、絶滅危惧種なんて種類分けして保護しようとしていますが、
絶滅することを厭わなかった時代というのは、
結局のところ、世界全体が貧しかったのかもしれないとも思えるのでした。