初めていっすんぼうしを読んだ時、2歳の息子は、嬉しそうに椅子と頭を指さしました。いやいや、椅子と帽子の話しじゃないよ〜と、思わず突っ込んでしまいました。今回は、予想外の一寸の説明から入ることになりました。一寸とは長さの単位で…なんて2歳には難しいので、できるだけ簡単に説明しました。2歳なりに納得してくれたようです。きっとこの本を読まなければ、一寸や法師などの言葉に触れるのはずっと後になったと思います。たとえきちんと意味が理解できなくても、新しい言葉に触れるのが大切だと思うので、やはり昔話っていいな〜と実感しました。昔話は、時代背景が違う分、今まで使っていない新しい言葉がたくさん登場します。さし絵にも見たことのない物がたくさん登場します。そういった新しい出会いがたくさんあるのが、昔話の良さですね。絵を見ながら、これ知ってる?これはね…なんて、いろいろと会話が弾みます。1話読むのにたっぷり時間をかけて、息子と昔話を楽しんでいます。