訳者である柳田邦男氏の講演で紹介されて知りました。
子どもにはまだ読んでいません。
っていうか、読む気には今はなれません。
読む年代によってとらえ方が全然違ってくるとも思います。
私自身はなんだか読むのが恐かったのですが、
でも何度も読んでしまいます。
ネズミの立場・・・成長とともに別れを受け入れる準備をする立場と、
ゾウの立場・・・いつか送られる準備をする立場・・・
どちらにしても、考えながら読むと胸が苦しくなってきます。
でも、読まずにはいられない感じがします。
せっせとゾウの世話をするネズミの姿に、
今は自分を重ねて見ているのだとも思います。
10年後、20年後、30年後、きっと私のとらえ方も
変化していくでしょう。
私はそういう本がやっぱり好きなのだと思います。