病気の仲間を助けようと、森へ向かう動物たちのお話。
仲間を思いやる気持ちの大切さと、森の不思議な力を感じることができる1冊です。
娘はやっぱり最初、ちょっと怖がっていました。
森は薄暗く、あちこちに怪しげな顔が見えるからでしょう。
でもしだいに娘の表情も動物たちのように変化していきました。
さっきまで怖がっていた森の気たちを、「あっ、ここにも」「ここにもいる」と指をさしては喜んでいました。
どんどん元気になっていく動物たちの表情も豊かで、こちらも自然と笑顔になっていきます。
森の力のおすそわけをいただいた気分になりました。