5歳の娘のお気に入りです。最近、夜寝る前に必ず読んでいます。
はじめて読んだ時は、「夜中にやってくるシルクハットぞく?」と、ちょっと警戒してしまったのですが、予想を良い意味で大きく外して、とってもやさしい人たちでした。子どもたちは、夜中の1時の出来事など想像すらできないといった様子で、「ほんとにいるの?」と半信半疑です。
シルクハット族が4人がかりでお布団の四隅をもってかけ直すシーン。3歳の息子は、「ぜんぶかければいいのに!」と言いますが、娘は「ちょっとだけ、ちょっとだけ」のセリフに、クククと声を立てて笑います。この絶妙な感覚が分かるなんて、5歳は侮れないなと思いました。