名物になりそうな二人の教師が転任してきます。
一人は千晶先生。ひとくせありそうだけど、良いところはほめ、目をつぶれるところは流してやるが、悪いことはきっちり叱る。教師の鑑です。
もう一人は清楚な美人の青木先生。悪気はないのだろうけれど、大変上から目線で偏見の塊で、いやな気分にさせられます。稲葉にも「両親がなくなってかわいそう」「ハンデがあるから特別」「苦労しただろうけどあなただけじゃない」みたいなことを正当な顔で言うので、怖いです。
気安く人を不幸だと決め付けたりかわいそうと言うな!と自分の娘には教育したいです。
もう一人、コンプレックスのせいで周囲を馬鹿にした目で見ながらきついことしか言えない山本さんという女の子も登場します。
我慢したり、理解してあげようとする稲葉の姿に成長を感じ取れます。勉強になるので大人にもおすすめ。