先日、この絵本の訳者である菱木晃子さんからこの絵本の製作秘話をお聞きすることができました。
表紙と本体の絵が違うこと、絵を描かれた平澤さんとお二人でスウェーデンを回られたこと。
一巻目であるこの絵本では破風を探して写真を撮られたそうです。
そんなお話を伺った後でこの絵本を開くとより一層スウェーデンの風景が身近に感じられました。
人々の傲慢さから失われた町、そう聞くだけでもとても切ないストーリーです。
長編の『ニルスとふしぎな旅』も読みましたが、菱木さんが解説で書かれているように、長編に入る前の入門編として読むとよさそうです。
冬休みにお子さんと一緒にいかがでしょうか?一冊読むとシリーズすべて読みたくなります。