ものほしにつるされた毛糸のくつしたが風に飛ばされて落ちていた。ハリネズミのハリーが頭をつっこんでみると針が刺さって抜けなくなり、それがぼうしのような格好になる。
何とかとろうとしているハリーににわとり、がちょう、ねこ、いぬ、ぶた、うまが次々と「なんだい、それ?」と笑います。ホントは困っているのに強気に「雨でも、雪でもふぶきでも飛んでいかない暖かい新しいぼうし」と言い返します。それを聞いた動物たちは何処へ何をしに行ったでしょう?ものほしにつるされた洋服たちはどこに消えたのか・・・?
一見、絵が北欧風な感じがするけど作者はアメリカの方。
本文の他にページの両脇に小さな小窓が描かれてありその小窓の中でも物語が展開していきます。
これには文章はないので自分のイマジネーションで楽しむのがベター。本文とリンクされた内容になっていて、細部まで丁寧に書かれてあり楽しめる。