やさいの本もいろいろありますが、平山和子さんの「くだもの」が好きだったので、これにしました。「くだもの」にくらべると、載っているやさいの種類が少ないのがちょっと残念ではあるのですが、畑での様子とお店での様子と両方が分かるのはとてもすばらしいです。お店にある野菜は見れても、畑にある野菜は、地方住まいでもなかなか見る機会はないものです。野菜は大地の恵みであること、それを作ってくださっている方々がいることを、小さいうちから自然に覚えてくれたらいいなと思っています。
さて、子供たちは、いろいろモノの名前を覚えてきてお話も上手になってきている時期なので、覚えた野菜の名前を言ったり、「これは?」と聞いてきたりして楽しんでいます。さつまいものページでは、箱に描かれてあるさつまいもがオレンジ色に見えるせいか、「にんじん!」と言って喜んでいました。裏表紙にも実は野菜がたくさん描かれてあって、裏表紙までしっかり楽しめます。