色鉛筆で描かれたほのぼのとした雰囲気。
いっくんとお出掛けするのは不思議なとりあわせの動物たち。
ふくろうにヒヨコ、ねこ、たこ、ハムスター、鴨(?)、
ペンギン?(息子は青いあひるもどきの鳥をペンギンと呼びます)。
電車を運転したり、トンネルを抜けたり、
海で泳いで砂浜で遊び、お風呂に入り、
落ち葉に飛び込んだり、かくれんぼしたり。
画面の随所にも子どもの好きそうな物がちりばめられていて、
なんでこんなに子どもの、特に男の子の心をくすぐる
ものが多いんだろうと思ったら、作者も男の子のお母さん。
あぁ、やっぱりと納得しました。
いっくんとお出掛けする動物たちもいっくんのぬいぐるみです。
「こどものとも年中向き」ですが、文字が少ないので、
もうすぐ2才の息子でもとても楽しんでいます。
海でも落ち葉の森でも遊んだことはないけれど、
いっくんと動物たちと一緒にお出掛けしてるようです。
先日は「わーふかふかだ」と言って、突然、床にごろんと
したのでびっくり。
いっくんが落ち葉に飛び込む場面をまねしていました。
最後の「また どこか いきたいねー」のセリフを言い終わるか否や、
「もう一回!」と最初のページに戻ります。
ページをめくるたびに新しい発見もあり、
まだ知らない世界だけど空想がどんどん広がっているようです。