うちにはこのうさぎさんの手のひらサイズのぬいぐるみがあります。息子が4歳ぐらいの頃、このうさぎさんが大好きで、いつでもどこでも連れて歩き、もうまっくろけ! お気に入りのぬいぐるみでした。このうさぎさんが彼に少し忘れかけられた頃、本屋さんで(今度は何と)チビデカうさぎのぬいぐるみを見つけました。しかもセールで値引きされていて…即、購入。チビうさぎがデカうさぎにくっつくように、デカうさぎはチビうさぎを抱くことができるように、それぞれ手の先にベルクロー(マジックテープ)が付いています。ちょうどこのチビうさぎのサイズが、息子の好きなうさぎさんより少し小さめのサイズ。…そんなわけで、うちには小中大3匹のチビデカうさぎがいます。「これくらい好き!」とみなそれぞれの大きさで手を広げ、可愛らしく本棚の上に座っています。
初めてこの作品を読んだとき、これは親子なのか、友達同士なのか、兄弟なのか、恋人同士なのか…よくわかりませんでした。でも、どんな関係でもいいのでしょう。「好き」という気持ちには変わりないのですから。