だれもが一度は夢見る状況が子ども視線で実現すると…
ある朝、元気な男の子パーレが目を覚ますと家族の姿がない…
外に出ても誰もいない…
突然拘束されない自由な世界になったのだ…
パーレはお菓子屋、八百屋へ行き、食べ放題の取り放題…
それからはバスを運転し…銀行からお金を持ちだし…
好きなものを買いにいくのだが…
「もしも世界で自分だけになったらどうする?」ぐらいの問いかけで読みはじめれば自然に入っていけるだろう…
漫画風なタッチが意外と恐ろしいストーリーを緩和して楽しめる
テーマパークで行列する時、これが無人だったらどんなにつまらないだろう…となぐさめるのだが、それはまた別な話…