パーレが朝おきてみると、なんと、世界はパーレただ1人になっていたのです。
みなさんは、もし世界に自分ひとりだけになってしまったらどうしますか?
とりあえず、この際だから、してみたいことは何でもするよね。パーレもそう。
お店に入ってチョコを食べたり、果物を食べたり、とまっているバスの運転をし、銀行のお金も自分のものです。
1人しかいないということは、怒る人もいない、何だってできるんです。
でもね、自分ひとりではご飯も作れない。友達がいなければ、遊ぶこともできない。
そんなふうに思った時、実は、これが夢だったことに気づきます。
読み終わった後、「1人だったら何したい?どうしたい?」っていう話で子供と話に花が咲き、「1人とみんながいるのとどっちがいい?」と聞くと、4歳の息子が「お母さんと2人がいい。」と言ってくれました。