クリスマスイブの夕方、おもちゃ美術館がしまると、おもちゃたちは動き出し、クリスマスツリーのそばにプレゼントがあることを期待して行くのですが、何もありません。
がっかりしていると、みんなのリーダーのネコのぬいぐるみ、バンドンが「われわれはおもちゃだ。互いに贈り物になろう!」と言います。
おもちゃたちは、お互いをラッピングし、お互いに箱を開け贈り物になるのですが…。
おもちゃたちは気がつかないけど、読んで聴いてる側は、最後に残念な事があるよと気がつくと思いますが、ちゃんと素敵な救いが用意されていて幸せな気持ちになります。
おもちゃたちの発想がさえる、ほほえましいお話。
遠目でも絵がはっきりしていて大勢のお話会でも耐えられそうな気がします。