アフリカの草原に住む像が、水を求めてオカバンゴを目指して旅するお話です。
群れからはぐれてしまった子ゾウが、大きなゾウと出会って過ごした日々を
淡々と正面から描いています。正統派の自然物語です。
壮大な自然の描き方がリアルで、読者を草原の世界に引き付けてくれます。
子ゾウの頑張りを見ていると、ついつい親の気持ちになって応援したくなりました!
子ゾウにも容赦なく襲ってくる自然の世界の厳しさに、胸が詰まる思いがしました。
オカバンゴについた後の、大きなゾウのその後が気になりました。
大きなゾウのような朴訥なキャラ、私はとても好きです。