4歳の、恐竜が好きな息子と読みました。
現代に恐竜が生きていたら…(しかも人類が世の中を支配していたら)…
という異色の設定の恐竜本。
とても面白い!!
恐竜の生態や習性をよく知った著者が熟慮された上に、
描かれている本なので、引き込まれます。
…と思ったら、著者は富田京一さんなのですね!
スピノサウルスが川の中で船をひいたり、テリジノサウルスが枯山水を描いたり、デイノニクスが犯人をつかまえたり…。
つい最近、ジェラシック・ワールドを見て、その中でラプトルで犯人を捕まえようとする人物が出てきましたが、それより先をいっていますね。
恐竜を飼う建物の断面図も秀逸です。
登場する恐竜も、比較的新しく発見されたものが多いように感じます。
そして、巻末の恐竜情報も充実していました。
その上、最後のオチが!!
恐竜を知る上でも、図鑑より頭に入りやすいとても楽しい絵本だと思います。
息子も夢中です。