11月の収穫の時期を迎えるまでの自然との戦い。長野の安曇野。やすおじさんとだいちゃんの手紙のやりとりで話が進んでいきます。
冬1月の朝、マイナス18度!髪の毛も眉毛も凍ってしまっても、畑に出る。
美味しいりんごを作るために、こんなに手間暇をかけているとは。
5月。満開のりんご畑。眺めているだけでなくて、大きくて、いい実をならせるためにせっせと花摘みもしたり。10月。台風でりんごが落ちないか心配をする。本当に大変な思いもしながら、心を込めて作られたりんご。農家の方々にたくさんの「ありがとう」を送りたいです。絵を描いた中武さんは、りんご農家の手伝いをしながら、絵の仕事をしているそうです。りんご、そして安曇野の自然を愛する思いも、絵本から伝わってきます。