出会ったのは半年程前ですが、実際に読んでみたのはその2ヶ月程後です。最初の出会いでは、私も表紙のどぎつさにゲッと思い、図書館で中も見ずにすぐに書架に戻しました。ところが、読み聞かせ仲間が紹介したい絵本に挙げていたので、勇気を出してページをめくってみました。すると、中味は思ったよりも親しみやすかったのです。
「人と違っていても私は私。ありのままでいいのだ。」というティーンエイジには普遍的なテーマですし、主人公も好感のもてる描き方をされているので、表紙よりさらにすごい絵が出てきてもゲッ!という気はしませんでした。
一度高学年で読み聞かせしてみたいと思っているのですが、本関係の講習会での読み聞かせ実演を見たら、あまり遠目がきかなかったので、教室より少人数の場所でした方がいいかもしれません。