『せいぎのみかた』の続編です。
作者みやにしさんの得意とするタイプの話で、内容的にはきちんと子どもたちの心に届くいい作品だとは思います。
ただ、最後に「いい人(動物や恐竜の場合もあり)」を死なせないでほしいです。
死ななくても、いいよね?
私は、「誰かが死ななくては分からない正義なら、子どもたちに伝えなくてもいい」と、思います。
読んだ子供たちが『正義とは』“勇気ある誰かが命を犠牲にしなくては分からないもの”と、思ってほしくないです。
大変すばらしい絵本作家さんの作品ですし、内容的にはとても好きなタイプなのです。
ファンごときがこんなことを感想でこんなことを書くのはおこがましいとは思いますが、出来ましたら作品に登場するキャラクターをあんまり殺さないでほしいです。