ぺチューニアのお話です。
なんとものびやかですてきな白鳥です。
とっても歌がすきなのですが
ぺチューニアの声は車のクラクションみたいって歓迎されません。
他の動物のすてきな鳴き声がうらやましくって仕方ありません。
でも、あるときそのクラクションのような声で
泥棒を捕まえることができ、みんなに感謝されました。
たぶんカナリアだったら、声はきれいですが夜中にみなを
起こすことはできなかったでしょう。
人の良いところはすぐうらやましくなってしまいますが
自分の良さにはなかなか気づきませんよね。
みな同じじゃないけど、それぞれ良いところがあるんだと、
そんなことにそっと気づかせてくれる絵本です。