すごく誠実な本と言う印象があります。ろせんばすの始発から終点までを描いた本ですが、線路や工事中などいろいろなシーンを盛り込まれていて、淡々とした中にも路線バスの車窓から町を眺めているような楽しさがあります。絵の筆にも無駄がなく、とても分かりやすい良い本だと思います。
うちでは、長男が2歳になったころ図書館で借りて来て、大のお気に入りになりました。その後も幾たびか繰り返して借り、内容もほとんど覚えてしまって空読みを始めたほどです。
図書館でも人気の本で、補修に補修を重ねた状態になっていました。いずれ図書館からもなくなってしまうのかしら・・・?
そうだ、久し振りに、2歳になった下の子のために借りてこよう。