楽しくってハラハラして泣ける場面もあって、とにかくいろんな要素がぎゅっと詰まっていて、すっごく面白い絵本でした。
人間が食べるために育てられているチャールズに恋をしたペチューニアが、あの手この手でチャールズを助けようとするがんばる姿がかわいくてたくましくて輝いて見えました。
サンタの洋服を着て募金を募るペチューニアの姿は申し訳ないけど笑えました。こんなに風変わりなサンタなのに、通りを行き交う人々は見向きもしませんって書いてあるのには、ええ〜っとびっくりしてしまいました。ぜったい目立つと思うんですが。
せっせとリースを作るペチューニアの姿はけなげで、私も一緒に手伝ってあげたくなるくらいでした。
そしてついに、チャールズを助けることができたときには、私まで涙が出そうでした。
愛の力ってすごいですね。チャールズとペチューニア、これからもずっと幸せにくらしてほしいものです。