狂言をもとに描かれたお話。
テーマは、なんと「鬼のお食い初め」。
まだまだ甘えん坊な鬼姫。
かわいい姫に、初めて人間を食べさせようとする、子煩悩の父鬼。
食べられそうになる若者の知恵と勇気と駆け引き!
三者それぞれが、とっても魅力的で、どこか間の抜けた展開が面白いです!
最初はノリ気じゃなかった娘にも大ウケ!
伝統芸能でも演じられるお話だけあって、とてもしっかりした内容です。
井上洋介さんの絵が、これまた、このお話にピッタリで、お話の魅力を倍増させています。
世代を超えて楽しめる魅力あふれる一冊です!