この絵本の元ネタは狂言の中の「首引き」という話だそうです。
面白かったです。
捕まって、鬼の娘の“お食い初め”(食べ物)にされそうになった若者が、機転を利かせて脱出するという、ストーリーです。
鬼の娘が、鬼のくせにえらい気弱なところが、この若者とのやり取りを面白くしています。
「手から食おうか、足から食おうか、それとも、がぶりと、あたまから?」とか、鬼のかけ声の「ほほーい ほほーい ほほーい ほい。」というのが、、なんともゴロが良くて耳に残りました。
練習して子どもたちに読んでみたいです。
それほど長い話ではないので、小学校の中学年くらいからいかがでしょうか。