この手の絵本・・・ダメなんです。
子供に読んでいても、自分が泣いちゃって声がうわずっちゃう。
子供は「死」の本当の意味を理解していません。
よく子供が危ないことをすると、
「こんなことしてると危ないよ!死んじゃうよ。死んじゃったらパパやママにもう会えなくなるよ」と叱ることがあります。
そのとき子供は素直に「パパやママに会えなくなるのはイヤだ」と一見理解したかのような態度をとりますが、
やっぱり理解はしていないはずです。
そういう意味でも奥深い本です。
この本を読だとき、息子は「おじいちゃんは仏様の国に行っちゃったの?」と寂しそうな声を出しました。
「これが死ぬってことだよ。淋しいね」
私が言うと、息子も何か考えた様子でした。
「死」という難しいテーマを、幼児がどのように受け取るか、親の読み方・説明の仕方で、変わってくると思います。