なんとなく長谷川さんの「いいからいいから」みたいな本かなと想像して軽い気持ちで読みました。
主人公のぼくがいかにおじいちゃんと仲良しで、おじいちゃんの存在が大きいのか前半部分で分かります。
まるで「ちびまる子ちゃん」みたいです。
でも途中からおじいちゃんが入院することになってちょっと寂しい展開・・・と思ったら、まさか・・。
喪服姿のお母さんの絵を見て、私の涙があふれてきてしまいました。
何の知識もないままこの本を読んでしまったら、悲しすぎました。
子供も
「え〜。死んじゃったの?」
という感じでショック!
でも、入院先でそのまま亡くなることって身近にもありましたし、人の死はこういう感じでおとずれることは珍しくないかもしれません。
おじいちゃんは入院前にみんなで楽しいお風呂につかれることができてよかったね。
ぼくもおじいちゃんのことは「ごくらく」って言葉と一緒に忘れないよ。
悲しさを感じた本でしたが、今まで死と向きあったことがある私には共感できるお話でした。