題名と内容がこれほどかけ離れているのも珍しい!!
こんな発想ができるなんて…。
「あと10ぷんでねるじか〜ん」と、とうさんの声がします。寝る支度をしようとするぼく。そこへハムスターの10人家族がやってきます。インターネットで募集していた「ねるまでの10ぷんりょこう」ツアーに申し込んだハムちゃんたちなんです。10分間のショートトリップのお話。
文はほとんどなく、絵を読む本です。1から10まで番号のついたハムちゃんは、全員特徴があって(高いところがすき、もぐるのがすき、写真係、まねっこだいすきなどなど…)一匹を追ってページを繰っていくのも一つの読み方。
「あと5分」からバスに乗ってハムスターの団体さんがやってくるあたりから、うちの子供らはすっかりはまっていました。
図書館で借りるより、いっそ買っちゃった方がお得かもね。
それくらい、めくってめくってめくりまくる1冊です。