ほとんど字がない絵本。
あるのは、寝るまでの10分という短い時間と、「あと○分で寝るじかかーん」というお父さんのカウントダウンだけ。
その10分間を楽しむためにやってきた、ハムスター。
しかも、半端じゃない数のハムスター。
バスにバイクに、自転車に、ベビーカーに...いろんな乗り物に乗ってやってきた、やってきた。
そして、おうちの中は、ハムスター天国です。
我が家も去年からハムスターを飼っているので、子供たちは、なおさら、大喜びでした。
なかなか次のページをめくれません。
「あ、お母さん。このハムスター、泳いでる。」
「こっちのは、踊ってるよー。」
「もぐってるのもいる。」
「これ、トランプしてるんじゃない?」
「ちょっと待って。何匹いるか、ぜんぶ数えてみるから。」
と、ページの隅々まで楽しめました。
読んで楽しむよりも、目で見て楽しむ絵本です。